愛犬の散歩の頻度と時間について

アウトドア

うちの子はみんなお散歩が大好きです。 一度に7匹全員を連れて行くのは難しいため、毎回「私を連れてけ!」と順番の取り合いが繰り広げられています。散歩が好きなのはよく分かっていますが、もうみんな10歳を超えるシニア犬。 歩かせすぎれば体に負担がかかり、足りなければストレス溜まってしまう…そんなジレンマをを解消すべく愛犬に合わせた散歩の頻度と時間について、幼犬から成犬、高齢犬に至るまでまとめてみました。皆さんの愛犬とのお散歩ライフの参考になれば幸いです。

幼犬の散歩

  • 頻度: 1日に2回~3回程度の短い散歩がおすすめ
  • 時間: 各散歩で15分から30分
  • 特記事項: 幼犬は成長期にあり、過度な運動が骨や関節に悪影響を及ぼすことがあります。獣医師のアドバイスに従い、適切な散歩の長さと頻度を決めることが大切です。

成犬の散歩

  • 大型犬:
    • 頻度: 通常は1日に2回の散歩が適しています。
    • 時間: 回の散歩は45分から1時間ほどが適しています。
  • 中型犬:
    • 頻度: 通常は1日に2回の散歩がおすすめです。
    • 時間: 1回の散歩は30分から45分ほどが適しています。
  • 小型犬:
    • 頻度: 常は1日に2回の散歩が良いでしょう。
    • 時間: 1回の散歩は15分から30分ほどが適しています。

高齢犬の散歩

  • 大型犬:
    • 頻度: 1日に1回の散歩がおすすめです。
    • 時間: 1回の散歩は30分から45分ほどの軽い運動が適しています。
  • 中型犬小型犬:
    • 頻度: 1日に1回の散歩が適しています。
    • 時間: 各散歩で15分から30分の軽い運動がおすすめです。

犬のサイズや年齢に合わせて運動量を調整することが大切です。 また、犬種によっても個別の要件が異なることに注意しましょう。

散歩の時間帯

  • 気温と天候:特に暑い季節には、朝早くや夕方遅くの涼しい時間帯が最適です。暑い時期の日中は、特に熱に敏感な犬種にとって危険です。寒い季節では、日中の暖かい時間帯が適しています。
  • 犬のエネルギーレベル:多くの犬は朝に最も活動的です。朝の散歩は、一日の始まりにエネルギーを発散するのに役立ちます。夜の散歩は、就寝前にリラックスさせるのに有効です。
  • 飼い主さんのスケジュール:飼い主の生活リズムと仕事のスケジュールに合わせることが大切です。朝の散歩は、1日を始めるのに活力を与えることができ、夕方の散歩は仕事や日々の活動の後のリラックスタイムとして適しています。
  • 交通量と安全性:交通量の少ない時間帯を選ぶことは、特に都市部で散歩する際に重要です。早朝や夜間は交通量が少ないことが多いですが、夜間の散歩の際には、反射材やライトを使用して安全を確保することが重要です。
  • 犬の健康と年齢:高齢犬や特定の健康問題を抱える犬の場合は、気温が穏やかで、犬がストレスを感じにくい時間帯を選ぶことが望ましいです。

散歩のさせ過ぎに注意!

愛犬がいくら散歩が好きでも過度な散歩には注意が必要です。特に高齢犬や健康上の問題を書抱えている犬には以下のようなリスクが考えられます。

  1. 関節への負担: 特に高齢犬や関節炎を患っている犬の場合、長時間や過度の散歩は関節に過度なストレスを与え、痛みや炎症を引き起こす可能性があります。
  2. 過疲労: 犬が必要以上に運動すると、過疲労や筋肉の痛みが生じることがあります。これは特に、運動量に慣れていない犬や健康上の問題を抱えている犬に顕著です。
  3. 熱中症: 暑い日に長時間散歩をすると、特に熱に敏感な犬種や高齢犬は熱中症のリスクが高まります。夏場は日中の散歩は控えましょう。
  4. 水分不足: 長時間の散歩では適切な水分補給が重要です。特に暑い季節には脱水症状を起こしやすくなります。夏場の散歩は水の携帯は必須です。
  5. 肉球の損傷: 長時間の散歩や過酷な地面(夏場の熱いアスファルト、冬の冷たい道路や氷うえ、海辺の砂浜や岩など)で歩くことは、犬の肉球を損傷する原因となります。
  6. ストレス: 一部の犬は、過剰な運動が精神的なストレスにつながる可能性があります。これは、特に社会的に敏感な犬や過去にトラウマを経験した犬に見られます。

散歩に充分な時間がむずかしい

時間が限られている人のための犬の散歩に関しては、以下のようなアプローチもおすすめです。

  1. 散歩の時間を長く取ることができない場合、短時間でも犬が十分に刺激を受けるよう、新しいルートを選ぶ。
  2. 時間は短くても朝、夜などに複数回行う。
  3. 小型犬、中型犬であれば家の中で犬が運動できるように、追いかけっこやかくれんぼう、知的なおもちゃを使った遊びを取り入れる
  4. 時間が取れない日には、プロのドッグウォーカーやペットシッターを利用することも一つの選択肢です。
  5. 平日に十分な時間を確保できない場合は、週末を利用して、長めの散歩やハイキングや、ドッグランを活用。

まとめ

お散歩は愛犬の特性に合わせて、最適な散歩スケジュールを見つけることが大切です。お散歩のときの楽しそうな顔を見るのは私たち飼い主にとってもこれ以上ないしあわせな時間ですよね。適切な散歩時間を知ることで愛犬とのお散歩時間をこれからも一緒に楽しんでくださいね。

コメント